若い頃に、半年ほど咳が止まらなくなって往生しました・・
その時は大学院で研究をしていましたが、周りの研究員たちからも「いい加減にしてくださいよ〜」と言われるほど、コンコンコンコンコンコン咳ばかりしてました。
みんなに謝って、病院を受診して、レントゲンや採血をしましたが異常なし。
お薬も頂きましたが、全く効果がありません。
「え?なんで?」
すごく困って、いろいろ調べました。
最近でこそ、咳の解説書や医学雑誌の特集もあるのですが、その頃はそういうものが無かったのです。
論文を読み漁って、何日もかけてようやく原因がわかりました。
僕の場合は、
・太ったので、胸焼けも悪化していた→胃酸の逆流による咳
・タバコをすっていた
・ちょっとアレルギーが出始めていた(このあと数年後に判明します)
・最初に風邪をひいていた
などが原因でした。
咳でよくあるのが「出ると止まらない」という症状。
咳のせいで、ノドに強い刺激がいきます。これでノドが荒れるのですね。そしたら?そうです、咳がでます。
その咳で、またノドがあれます。
はい、咳がでます。。
はい、ノドがあれます。。
はいはい、咳がでます。。。
もうやめますが、咳の刺激による慢性咳嗽というのは馬鹿になりません。
咳止めで咳を止めること、そしてアレルギー剤の処方を併用すること・・などが重要です。
人によっては、喘息を合併していたり、鼻炎を合併していたりと、いろいろ背景が異なります。
肺がんや、肺気腫などのこともあります。怖いのです。
咳が長引くならば、かならずかかりつけ医に相談して、精査をしましょうね!!